25日にG大阪と親善試合を行うRソシエダード（スペイン）が24日、パナソニックスタジアム吹田で調整した。リバプール（イングランド）が獲得に動いている日本代表MF久保建英（23）も参加。公開された冒頭15分の練習では、フィジカルトレなど精力的にこなし、24―25年シーズン初実戦に備えた。
この日はイマノル・アルグアシル監督やホキン・アペリバイ会長がメディア対応。久保の移籍話について、指揮官は「選手はすでにRソシエダードという歴史あるビッグクラブでプレーしている。昨年も欧州CLを戦ったし、彼らのパフォーマンスには常に満足しています。そういったことに関して、私自身はあまり気にしない」と静観の姿勢を示した。
「そういう状況は一切ない」とまだ正式オファーを受け取っていないと強調したアペリバイ会長も「今は移籍市場が動いているので色んな噂が流れる。本人の意思確認？そういう話はしていない」と多くを語らなかった。
リバプールは6500万ユーロ（約111億円）の違約金を準備。実現すれば日本サッカー史上最大の“ビッグディール”となる。