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高橋尚子さん 恩師・小出義雄さんとの秘話明かす 「1人じゃないんだって思いにさせてくれる」

スポニチアネックス 2024年7月24日 23時12分

 シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子さん(52)が、24日放送のTBS「まさかの一丁目一番地」(後7・00)にVTR出演。2019年に亡くなった恩師の小出義雄さんについて語る場面があった。

 小出さんは明るく豪快な性格と素質を見抜いて褒めて伸ばす指導力で知られ、多くの名選手を育てた。教員を23年間務めた後、1988年に実業団のリクルートの監督に就任。五輪2大会連続でメダルを獲得した有森裕子氏(57)や高橋さんらを育成した。

 高橋さんは、1998年のバンコクアジア大会女子マラソンで当時のアジア記録を更新した。しかし、五輪が近づくとケガや体調不良に悩まされた。そんな高橋さんの心の支えとなったのは、小出さんとの手紙のやりとりだった。

 監督からの手紙について、高橋さんは「よく頑張ってここまで走り続けてきたなみたいな感じの言葉が、必ず書いてあって。走るのはQちゃんだけど、自分も一緒に走ってるからなっていうふうに。走りながら1人じゃないんだって思いにさせてくれるような言葉が、必ず書いてありました」と明かした。

 また、シドニー五輪で金メダルを獲得した時について「小出監督に会った瞬間、こみ上げるものがあった」と振り返った。

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