阪神のドラフト5位ルーキー・石黒佑弥投手(23)が、24日に甲子園球場で行われたシート打撃に登板した。木浪を左飛、森下を中飛、野口を中飛、最後は前川を直球で空振り三振に仕留め、4人を無安打に抑えた。それでも、練習後は納得した表情を見せなかった。
「内容は満足していない。右手が強い感覚があったので、もっとバランス良く投げられるようにしていきます」
21日の広島戦でプロ初登板を果たし、1/3を無失点とした右腕。1軍定着へ、まだまだ高みを目指す。
「当てちゃいけないというのが頭にあって、ちょっとシートは苦手です」と笑ったが、結果的には無安打無失点。「あまり感覚が良くなくても抑えられたのは良かった。1軍では0で抑えることを続けていきたい」と力を込めた。