Infoseek 楽天

全パ・ソフトバンク近藤 球宴で大暴れ!本塁打競争初出場で初V&5安打 「後半戦に向けての弾みに」

スポニチアネックス 2024年7月25日 5時33分

 ◇マイナビオールスターゲーム2024第2戦 全パ16―10全セ(2024年7月24日 神宮)

 全パ・ソフトバンク近藤のバットが快音を奏で続けた。ホームランダービーで優勝し、試合では01年のペタジーニ(ヤクルト)、19年の近本(阪神)の球宴記録に並ぶゲーム最多の5安打の活躍。同じ5安打の全パ・佐藤にMVPこそさらわれたが、敢闘選手賞に輝いた。

 「後半戦に向けての弾みになるかなと思います」

 初回の左翼への二塁打、3回の左中間フェンス直撃の二塁打など2本の長打も放って2打点をマーク。試合前の打撃練習中に全セのオースティンに“聞き込み”をした成果が出た。「タイミングの取り方もそうですし、バットの軌道やインパクトの意識だったり。あとは打撃練習で最初に軽く打ってたんで、その意味だったり。そういうのをいろいろ聞きながら、自分に取り入れていければ」。飽くなき探究心でさらに進化を遂げた。ホームランダービーでも技術の高さと勝負強さを発揮した。前日の第1戦前では牧、岡本和をいずれも1本差で下し、この日の決勝では山川との同僚対決を制して、初出場初優勝。「クリが頑張ってくれて何とか獲れました。クリが一番大変だったんじゃないか」と投手役の栗原に感謝した。

 26日からは後半戦がスタートする。打率.321でパ・リーグのトップを走り、本塁打も13本で2位タイ、49打点は3位タイだ。首位独走を支えているヒットメーカーは「ここからしっかりと優勝に向かってやっていけたら」と勝負の後半戦を見据えた。

この記事の関連ニュース