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「虎に翼」寅子“手放し”涼子様&玉ちゃん涙の抱擁“英語で親友”のワケ ネット号泣「尊すぎて爆泣き」

スポニチアネックス 2024年7月25日 8時18分

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は25日、第84話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第84話は、佐田優未(竹澤咲子)と稲(田中真弓)に留守番を頼み、佐田寅子(伊藤沙莉)は喫茶ライトハウスへ。桜川涼子(桜井ユキ)と玉(羽瀬川なぎ)が正面から話し合えるように手を打つ…という展開。

 寅子はライトハウスに入るなり、涼子のいる前で「玉ちゃん、この近くには、残念だけど、どこにも空きがなかった」と切り出し、神奈川県にある国立の更生指導所を紹介。「何日も何日も考えた。でも、私には、答えが出せなかった。だからごめんなさい。私は、答えを出すことを手放す。2人の問題は、2人に任せる」と伝えた。

 玉「耐えられないんです。折角自由になれたお嬢様を、私が縛りつけていることが。私がいなければ、お嬢様は今頃自由な世界で、なりたい何かになれていたはず。私が中途半端に生き残ったばかりにこんな目に…」

 涼子「おぞましいことをおっしゃらないで!玉がいなかったら、わたくし今頃どうなっていたか分かりません。玉、わたくし、あなたにしてもらったことを返しているだけよ」「胤頼様は、お気立ての良い方でした。けれども最後まで、本当の意味では夫婦になれませんでしたの。だから離縁した理由は玉じゃない。胤頼様を、桜川家から解放して差し上げたかったの。あなたのことは解放しなかったくせに」「(自分と母の人生を重ね)1人になるのが恐ろしくなって、あなたをいつまでも側に置いてしまった。だからわたくしのせいなの。玉の身に起きたこと、すべて。もっと早くあなたをお国に帰しておけば、きっといいお方と一緒になっていたはず。英語を生かした仕事に就いていたかもしれない。それを、わたくしが奪ったのです」

 寅子「玉ちゃん!私は、せめて2人が対等であってほしい。すべてをあきらめてほしくない」

 玉「私は、これ以上お嬢様の負担にはなりたくないんです。でも、お嬢様…(英語で)あなたなしの人生は考えられない。私の親友になってくれませんか?」

 涼子「(英語で)あなたはもう親友ですよ、玉」

 2人は涙の抱擁。見守った寅子も、もらい泣きした。

 SNS上には「尊すぎて爆泣き」「朝から目が腫れちゃう」「そうか、英語なら玉ちゃんも敬語や尊称なしに話せるから」「英語で話すのは対等の証し。今日は泣けて仕方がなかった」「英語にも敬語はあるけれど、お互い“you”とフラットに呼び合えるものね」「よし、まずは涼子呼びから始めよう」「親友を確認した2人と、ぼっちを選んだ優未との対比がしんどい」「優未ちゃんの友達問題と、涼子様&玉ちゃんの絆の対比だよなぁ」などの声。視聴者の涙を誘った。

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