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前園真聖氏 五輪サッカーの混乱試合に「VARをすぐ介入して中断する前に判断できなかったかなと」

スポニチアネックス 2024年7月25日 10時59分

 元サッカー日本代表MF前園真聖氏(50)が25日、情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。大混乱となったパリ五輪男子サッカー1次リーグBブロック開幕戦、アルゼンチン対モロッコ戦に言及した。

 モロッコが前半に2点を取り、後半にアルゼンチンが1点を返して1点差に迫る展開。両軍合わせて計7枚の警告が出され、後半のアディショナルタイムは15分となった。そして、試合終了間際にアルゼンチンはクリスティアン・メディナのヘッドで同点となった。ここでピッチ上に観客が乱入し、アルゼンチンの選手にものが投げ込まれるなどした。

 この騒動に審判団は、選手たちをピッチから出し、ロッカールームに“避難”させた。試合は中断され、約2時間後に無観客で再開された。しかし、再開直後に、中断直前のアルゼンチンのゴールにVARが介入し、オフサイド判定が下され、ノーゴール。結局、モロッコがそのまま逃げ切って2―1で勝利した。

 MCの谷原章介が「五輪の開幕試合でこういう混乱ってあんまり見た覚えがないんですけれども」と言うと、前園氏は「あんまりないですね。しかも2時間中断という。最初のところでVARでジャッジできれば、たぶんこうならなかったと思うんですけれども、結局残り時間3分くらいを2時間中断の後にもう1回やって判定を下して行ったってことですから、まあ観客が乱入してきたっていうのもありますけど、もう少しVARをすぐ介入して中断する前に判断できなかったかなと思います」と自身の見解を話した。

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