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岩田明子氏 五輪サッカーの観客乱入「日韓W杯でも対策…20年以上たっているのに改善されないんだなと」

スポニチアネックス 2024年7月25日 11時4分

 ジャーナリストで千葉大客員教授の岩田明子氏が25日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。大混乱となったパリ五輪男子サッカー1次リーグBブロック開幕戦、アルゼンチン対モロッコ戦に言及した。

 モロッコが前半に2点を取り、後半にアルゼンチンを返して1点差となる展開。両軍合わせて計7枚の警告が出され、後半のアディショナルタイムは15分となった。そして、試合終了間際にアルゼンチンはクリスティアン・メディナのヘッドで同点となった。ここでピッチ上に観客が乱入し、アルゼンチンの選手にものが投げ込まれるなどした。

 この騒動に審判団は、選手たちをピッチから出し、ロッカールームに“避難”させた。試合は中断され、約2時間後に無観客で再開された。しかし、再開直後に、中断直前のアルゼンチンのゴールにVARが介入し、オフサイド判定が下され、ノーゴール。結局、モロッコがそのまま逃げ切って2―1で勝利した。

 MCの谷原章介が「ピッチに数多くのものが投げ込まれたり、人が乱入してきたりしたじゃないですか。こうした行為ちょっと残念ですよね」と言うと、岩田氏は「これって、ほぼフーリガンって言っていいんですよね。(2002年の)日韓W杯が行われた時に私、取材をしていたんですけど、フーリガン対策を一生懸命にやってて、英国から専門チームを呼んで警備体制を強化していたんですが、20年以上たっているのにまだ改善されないんだなと思って、これ改善やっぱりされないんですか」と指摘した。

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