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「光る君へ」まひろ娘・藤原賢子は南沙良「利発さを表現できたら」「鎌倉殿の13人」悲劇の大姫が“転生”

スポニチアネックス 2024年7月25日 12時15分

 女優の南沙良(22)が放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)に主人公・まひろの娘・藤原賢子(ふじわらのかたこ)役でレギュラー出演することが25日、番組公式SNSで発表された。大河出演は、悲劇に見舞われた大姫役が話題を呼んだ2022年「鎌倉殿の13人」以来2年ぶり2回目。物語後半を彩るキーパーソンの一人に注目が集まる。

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は06年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高由里子は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 南は「鎌倉殿の13人」で大河初出演ながら、源頼朝(大泉洋)と北条政子(小池栄子)の娘・大姫役を好演。非業の死を遂げた許嫁・源義高(市川染五郎)への思いを断ち切れず、病死。20歳の生涯に幕を下ろした。

 今回演じる賢子は、まひろ(吉高由里子)と藤原宣孝(佐々木蔵之介)の娘。祖父・藤原為時(岸谷五朗)にかわいがられて育つ。母に反発の時期もあるが、その文才を受け継ぎ、やがて宮仕え。実の父は藤原道長(柄本佑)である。

 南は「紫式部の娘、賢子を演じさせていただきます。賢子は、明るく情熱的で、のちに女性としては異例の従三位という高位に上りつめたといわれています。母に対しては、放置されてきたという想いから、敵愾心(てきがいん)にも似た複雑な感情を抱き、母娘の間の緊張感が存在しています」と人柄を分析し「私も毎回いただく台本をとても楽しみにしています。賢子が持っているかわいらしさ、利発さを丁寧に表現出来たらと思っています」と意気込んだ。

 第27話「宿縁の命」(7月14日)で誕生。第28話「一帝二后」(7月21日)は子役の永井花奈が扮した。南が成長した賢子をどのように演じるのか、期待が高まる。

 前日24日に役柄のみを先行発表し、新キャストを予告。注目が集まっていた。

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