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「光る君へ」新キャスト4人発表 伊藤健太郎、初大河でNHKドラマ復帰! 泉里香ら豪華顔ぶれ

スポニチアネックス 2024年7月25日 12時18分

 女優の吉高由里子(36)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)の後半を彩る追加キャスト4人が発表され、女優の南沙良(22)、泉里香(35)、歌舞伎俳優の片岡千之助(24)、伊藤健太郎(27)の豪華メンバーの出演が決定した。大河初出演が3人とフレッシュな顔ぶれ。前日24日に役柄のみを先行発表し、新キャストを予告。注目が集まっていた。

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高由里子は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 南は22年「鎌倉殿の13人」以来2年ぶり2回目の大河出演。まひろ(吉高由里子)と藤原宣孝(佐々木蔵之介)の娘・藤原賢子(ふじわらのかたこ)役を演じる。祖父・藤原為時(岸谷五朗)にかわいがられて育つ。母に反発の時期もあるが、その文才を受け継ぎ、やがて宮仕え。実の父は藤原道長(柄本佑)である。南は「毎回いただく台本をとても楽しみにしています。賢子が持っているかわいらしさ、利発さを丁寧に表現出来たらと思っています」と喜びを語った。

 泉は大河初出演。「和泉式部日記」の作者・あかね/和泉式部(いずみしきぶ)役を演じる。まひろ(吉高由里子)とは、四条宮の和歌を学ぶ会で知り合う。親王2人に愛された恋多き華やかな女性で、和歌には突出した才能を持つ。やがて藤原彰子(見上愛)の女房となる。泉は「憧れであり、目標のひとつでもあった大河ドラマに出演でき大変うれしく思います」と感慨深げ。「愛らしいだけではない、多彩な魅力を持つ和泉式部を表現できるように精いっぱいつとめたいと思います」とした。

 千之助は大河初出演。一条天皇(塩野瑛久)と藤原定子(高畑充希)の第一皇子・敦康親王(あつやすしんのう)役を演じる。藤原道長(柄本佑)の長女・藤原彰子(見上愛)のもとで養育され、次の東宮候補だったが、彰子にも皇子が生まれたことで運命が変わってゆく。母代わりの彰子を慕うようになる。千之助は「僕自身も家を継ぐというような環境に長男として生まれた身」と自身の境遇と役柄を重ね「短い生涯でしたが、そのかけがえのない愛をもらった敦康親王の美しい人物像を僕自身、精一杯勤めさせていただきたいです」とした。

 伊藤は大河初出演。ドラマオリジナルキャラクターの武者・双寿丸(そうじゅまる)役を演じる。まひろ(吉高由里子)の娘・藤原賢子(南沙良)を盗人から救ったことで屋敷に出入りするようになり、まひろとも知り合う。武者としての生き方に独自の考えを持っており、興味を持った賢子は惹かれていく。

 伊藤は20年10月に自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕され、その後、不起訴処分に。NHKドラマへの出演は、朝ドラ初出演を果たし、ヒロインの息子役を好演した19年度後期「スカーレット」以来、約5年ぶりとなり、「初めての大河で、しかも『アシガール』、『スカーレット』でお世話になった内田チーフ・プロデューサーを始めとするスタッフさんとのお仕事、出演キャストの皆さんとのお芝居がとても楽しみです。双寿丸はオリジナルのキャラクターということもあり、すごく演じがいがある人物だと思っています。『光る君へ』の後半戦で双寿丸がどのように物語に関わって行くのか、ぜひ楽しみにしていただきたいです。誠心誠意努めたいと思います」と意気込んだ。

 

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