元宮崎県知事で衆院議員も務めた東国原英夫氏(66)が25日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書の中で、業務を理由に療養中とされていた元課長の53歳男性が4月に死亡していたことが分かったことに言及した。
元課長は自殺したとみられる。告発文書では、男性は「疲弊し療養中」と記載されていた。県は個人情報保護を理由に、3カ月にわたり公表していなかった。すでに文書を作成した元幹部の男性の自殺が判明しており、3月末に文書問題が浮上して以降、2人の職員が自ら命を絶ったことになる。
元課長は昨年11月の阪神、オリックスの優勝パレードを担当していたが、一連の不正行為と大阪府との難しい調整に精神が持たず、療養に入っていた。
東国原氏は「53歳の元課長さんがお亡くなりになった。個人情報保護法とご遺族のご意向だと公表しなかった。じゃあ公表した理由は何ですか?この時期に。僕はそこまで調べてないけど、どう話されたのかな」と疑問を呈した。