バレーボール男子は25日、パリ市内で練習を行った。西田有志は豪快なスパイクを何本も決めて好調ぶりをアピールした。
直前の強化試合ポーランド戦でチーム最多28得点を挙げた左のエースは「コンディションはいい。これだけ準備してきたので。日頃リカバリーなど意識してやってきたことが今につながっている」と好感触を口にした。
パリ五輪を最後に現役引退することを発表している夫人で女子主将の古賀紗理那とは選手村で会話しているという。西田は「やっと始まるなという感じ。奥さん自体もこれが最後なので悔いなくやってもらいたい。お互い一緒のことを考えている。お互いにベストを尽くせるコンディションでやってけたらな」と共闘する姿勢をにじませた。