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KEYTALK・リーダー小野武正 グループ活動一時休止で胸中「KEYTALKが人生の柱にあった」

スポニチアネックス 2024年7月25日 22時11分

 人気ロックバンド「KEYTALK」のリーダーを務める小野武正(35)が自身のX(旧ツイッター)を更新。グループ活動休止の発表に伴い、現在の思いを明かした。

 「この度はKEYTALKの活動に関しまして皆様にご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。先ほど公式発表がありました通り、KEYTALKは2024年8月22日をもちまして一時活動休止とさせていただきます」と改めて報告。

 続けて「KEYTALKの発起人の一人でありリーダーの私小野武正から誠に勝手ながら思いを綴らせていただきます」と書き出した。

 以下コメント全文

 「バンドというものは、そして音楽というものは、元々は自分たちで作ったものでありながらも、いつからか僕らの手を離れていつも聴いてくれるファンのみんなのものになっていく、という感覚があります。

  KEYTALKという個性がぶつかり合うバンド、そしてKEYTALKが紡ぐ音楽が、僕は本当に大好きです。

 僕が大好きなのと同じくらい、もしかしたらそれ以上に、いつも応援してくれているファンのみんなが僕らを大好きでいてくれている事が、ライブを筆頭としたバンド活動を通してダイレクトに伝わっていきました。

 ファンのみんながいたから、ファンのみんなもKEYTALKの一部だからこそ、ここまで活動をしてくれたのだと心から思ってます。ライブでのみんなのエネルギー、心のこもったDMやも手紙、いつもKEYTALKを好きで聴いてくれるみんな、歌ってくれるみんな、本当に心の支えになってます、本当に本当にありがとうございます。KEYTALKのことが大好きなように、ファンのみんなのことも大好きなんです。

 そしてどんな時も支えてくれるスタッフのみなさまに心から感謝しています。全国各地で色々なライブをしてきました、全国各地でたくさん美味しいごはんとお酒をのみました。メンバーのやりたいことをいつも最優先に考えてくれて、突拍子もないアイデアも全力で向き合ってくれて、今関わっているスタッフの皆様、過去支えてくれたスタッフの皆様、一緒にKEYTALKを作り上げてくれて本当にありがとうございます。

 ここまで一緒に歩んできたメンバーの事は出会ったときの空間からの脳裏に焼きついていますし、本当に色々なことがあったなあ、と振り返りだしたらキリがないのですが、やはり4人で一緒の音を出して笑いあった瞬間はいつの時代を切り取っても愛が溢れていたと思います。

 高校1年の時からの付き合いになるドラムの八木くん。人一倍優しくて努力家なムードメーカーであり音楽に対して直向きな姿勢にいつも影響を受けていました。やぎしありがとう。

 高校2年生で出会ったときからズバ抜けたセンスでKEYTALKを引っ張ってくれたベースボーカルの儀勝。儀勝の作る曲がなかったらKEYTALKはここまで大きいバンドになる事は出来なかったと思います。儀勝のことはもちろん、儀勝の作る音楽は本当に偉大です。これからもずっと愛され続けてほしいと心から思っています。儀勝ありがとう。

 大学1年生で出会い、誰よりも愛情深く独特なユーモアで場を和ませてくれるギターボーカルの巨匠。大学で歌声を聞いた時の感覚を今でも覚えています、音楽、歌への飽くなき探求心がバンドの原動力になっていました。巨匠ありがとう。

 メンバーのみんな、KEYTALKが人生の柱にあったと思います。そしてその柱は揺るがないと思っています。ただ今回お休みすることによって、それぞれが新しいライフスタイルを築きながら、個々としての音楽のスキルアップもしかり、音楽以外の活動もしかり、これからの人生という旅をどう楽しむかを考えて、新しい柱も作りつつ、またみんなで遊べる日を楽しみにできたら良いなと心から思うのです。

 KEYTALKというバンドメンバー、スタッフそしてファンのみんなと記した軌跡は揺るがない誇りです。そこに愛をもってこれからもKEYTALKの音楽をみんなの宝物に出来たら僕はすごく嬉しく思います。

 KEYTALKとしてまた音楽を奏でる日を楽しみに日々精進してまいります」

 

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