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【卓球】はりひな 初戦の相手は謎の北朝鮮ペア 田勢監督「今から一つ一つ」

スポニチアネックス 2024年7月26日 4時27分

 パリ五輪・卓球の組み合わせ抽選が24日、試合会場で行われ、混合ダブルスで第2シードの張本智和(21=智和企画)早田ひな(24=日本生命)組は27日の1回戦で北朝鮮ペアとの対戦が決まった。

 今回が初対戦で、情報も極めて少ない。「(北朝鮮ペアの)世界最終予選の映像があるみたいなので。今から一つ一ついきます」と抽選に参加した田勢邦史監督は語った。

 “はりひな”は五輪前の海外ツアーを4週連続で制したことで第2シードの座を獲得。第1シードの王楚欽(オウ・ソキン)、孫穎莎(ソン・エイサ)組(中国)、第3シードの林鐘勲(イム・ジョンフン)、申裕斌(シン・ユビン)組(韓国)とは決勝まで対戦しないため、北朝鮮ペアに勝てれば勢いに乗ることができる。

  抽選前には本番会場で初練習を実施。「思っていたよりも良い練習ができた」と早田は手応えを示し、張本智は「どんなことでも起こるのが五輪。良い意味で自分の力を過信しないように」と気を引き締めた。東京五輪の水谷隼、伊藤美誠組に続く金メダル獲得を懸けた戦いが、まもなく始まる。

 ≪ひな 準決勝で難敵と対戦か≫女子シングルスで第3シードの早田は、初戦でイタリア選手との対戦が決まった。順当に勝ち進めば、準決勝で第1シードの孫穎莎と当たる組み合わせとなった。過去の対戦成績は0勝15敗。抽選によっては決勝まで対戦を回避できる可能性があっただけに、女子の渡辺武弘監督は「(準決勝で戦うのが)孫穎莎か(第2シードの)陳夢のどちらかなら、陳夢には勝ったことがある。欲を言えば、そっちの方が良かったかな」と苦笑いを浮かべた。

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