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大谷翔平「もっともっと打てるように」日米通算250号含む2安打でカーショ復帰戦祝い「いい試合だった」

スポニチアネックス 2024年7月26日 8時11分

 ◇ナ・リーグ ドジャース6-4ジャイアンツ(2024年7月25日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が25日(日本時間26日)、本拠でのジャイアンツ戦に「1番・DH」で先発出場し、日米通算250号となる今季31号を含む4打数2安打。チームは左肩手術後、初登板となったクレイトン・カーショー投手(36)の復帰戦を勝利で飾った。

 初回の第1打席は四球、2回2死一、三塁の第2打席は投ゴロに倒れたが、4回2死一塁の第3打席で左翼へ二塁打を放った。6回無死一塁の第4打席は中飛だった。

 8回の第5打席は、前の打者・アーメドが勝ち越しソロ。移籍2戦目の伏兵の一発にスタンドからどよめきが起きる中で打席に入ると、相手4番手、タイラー・ロジャースの内寄りスライダーを完璧に捉え右翼ポール際へ31号ソロ。これで日米通算250号に達した。

 ダイヤモンドを一周してベンチに戻ると、デーブ・ロバーツ監督がヒマワリの種を大谷に投げて祝福。本来はT・ヘルナンデスが投げる役を務めているが、この日は大谷の次打者、2番打者として先発出場したため、指揮官が“代役”を務めた。

 昨年11月に左肩を手術したカーショーは今季初登板初先発で4回2失点。白星こそつかめなかったが、チーム一丸となってベテラン左腕の復帰戦で勝利した。

 試合後、大谷は「シリーズ勝ち越しできて、今日移動なんですけど、いい試合だったなと思います」と同地区ライバル、ジャイアンツに3勝1敗と勝ち越し安堵の笑みを浮かべた。

 8回の本塁打は「その前に(アーメドの)大きいホームランが出てたので、甘い球をしっかり打てればいいかなと思い打席に行きました」とし、手応えについて「高かったので切れなければいいかなと思ってたんですけど、切れずに行ってくれたので良かったです」と振り返った。

 また、節目の日米通算250号にも「知らなかったので、今あれでしたけど」とインタビュアーの質問で初めて250号を知ったとし「もっともっと打てるように継続して頑張りたいなと思います」と意気込んだ。

 調子については「悪い打席もやっぱりあるので、それを悪いなりに、結果、悪いなりに良い打席にできればもっともっといいバッティングができてくるんじゃないかと思います」とまだまだ上向くと力を込めた。

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