アスレチックスのメーソン・ミラー投手(25)が25日(日本時間26日)、15日間の負傷者リスト(IL)に入った。
大リーグ公式サイト「MLB.com」によると、ミラーは22日(同23日)のアストロズ戦後、トレーナー室で負傷。左手小指を骨折したという。
ミラーは昨年メジャーデビューしたばかりだが、100マイルを超す剛速球を武器に今季はクローザーとして34試合に登板し15セーブ、防御率2・21を記録。西地区最下位に沈むチームで奮闘。今夏のトレード市場で名前の挙がる1人だった。
初選出となった球宴では史上最高球速となる103・6マイル(約166・7キロ)を計測。正式な計測が08年に始まってからの最速は15年のチャプマン(現パイレーツ)の記録で、これを0・2マイル塗り替え、話題を呼んだ。ドジャース・大谷翔平からも空振り三振を奪い、最後はスライダーにバットが空を切った大谷も「素晴らしかった」と手放しで称賛した。