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東国原英夫氏 スーツなど数百万円、堀井議員の裏金私的流用疑惑浮上に「自民党は再調査すべき」

スポニチアネックス 2024年7月26日 12時26分

 元衆院議員、元宮崎県知事の東国原英夫氏(65)が26日までに自身のSNSを更新。公選法違反容疑で東京地検特捜部の強制捜査を受けた堀井学衆院議員(52)=自民離党=に、安倍派から還流された「裏金」を私的流用したとの新たな疑惑が浮上したことに言及した。

 堀井氏も対象だった自民党の党内調査では、裏金の使い道を「会合費」「車両購入費」「人件費」などと項目でのみ説明。「政治活動費以外に用いた、違法な使途に使用したと述べた者は一人もいなかった」と総括しており、調査の信ぴょう性に疑いの目が向けられている。

 安倍派「5人組」の松野博一前官房長官(衆院千葉3区、不記載額1051万円)は3月の衆院政治倫理審査会で、裏金を「国会議員や有識者との会合の費用に充てた」と説明。ただ、会合の相手は「プライバシーの問題もある」として回答を避けた。岸田文雄首相も国会などで「政治活動以外への使用、違法な使途は把握されていない」と繰り返し訴えたものの、具体的な根拠や理由は示していない。

 東国原氏は、自民党の裏金私的流用疑惑に「自民党は再調査すべき」と、全裏金議員の再調査をすべきとした。

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