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豊昇龍が右股関節のケガで休場し優勝争いから脱落…師匠の立浪親方「見る人に失礼な相撲は取れない」

スポニチアネックス 2024年7月26日 13時53分

 ◇大相撲名古屋場所13日目(2024年7月26日 愛知・ドルフィンズアリーナ)

 日本相撲協会は26日、大関・豊昇龍(25=立浪部屋)が13日目から休場すると発表した。

 豊昇龍は12日目、大関・琴桜(26=佐渡ケ嶽部屋)との3敗対決を豪快な首投げで制して優勝争いに踏みとどまっていた。取組後、優勝争いについては「横綱との対戦もあるので、最後までしっかり集中していきたい」と話していた。

 師匠の立浪親方(元小結・旭豊)によると、その取組で右の股関節を痛めたという。「横綱戦も残っているから、見る人に失礼な相撲は取れない。力が出ないのなら休めと言った」。豊昇龍本人も「途中までは出るつもりだった」そうだが、その後「休みます」と申し出があったという。

 ケガの程度について「致命傷ではないと思う」と師匠。「(投げ技が多い)受け身の相撲を取るとケガしやすい。そこも修正して治していかないと」と再起を促した。

 1敗で首位の横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)を追う3敗の豊昇龍が休場で不戦敗に。残る3敗勢の美ノ海(31=木瀬部屋)が大栄翔に、隆の勝(29=常盤山部屋)が霧島にそれぞれ敗れて照ノ富士が貴景勝に勝てば、きょう13日目にも照ノ富士の3場所ぶり10度目の優勝が決まる。

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