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谷原章介 兵庫県職員2人死亡「県知事だけの問題なのか、兵庫県職員の間、県庁の中にも何か難しい問題…」

スポニチアネックス 2024年7月26日 14時14分

 俳優の谷原章介(51)が26日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書の中で、業務を理由に療養中とされていた元課長の53歳男性が4月に死亡していたことが分かったことに言及した。

 元課長の男性は自殺したとみられる。告発文書では、元課長は「疲弊し療養中」と記載されていた。県は個人情報保護を理由に、3カ月にわたり公表していなかった。すでに文書を作成した元西播磨県民局長の男性の死亡が判明しており、3月末に文書問題が浮上して以降、2人の職員が自ら命を絶ったことになる。

 元課長は昨年11月の阪神、オリックスの優勝パレードを担当していたが、一連の不正行為と大阪府との難しい調整に精神が持たず、療養に入っていた。関係者によると、元課長は4月20日に死亡。元課長の子どものために職場の有志で「遺児育英資金」を集めようとする動きを県幹部が止めていたという。7月23日に県職員向けのサイトに訃報が掲載され、今後、遺児育英資金の手続きも進められる。斎藤知事は24日の記者会見で、元課長の死亡について「遺族の意向で公表していなかった」と述べた。

 谷原は、「2人目の亡くなっていた方が出ていたということは、本当に僕は驚きです」と言い、斎藤氏の“パワハラ&おねだり”疑惑については「ワインとかいろんなものに関してPRとして捉える(兵庫県民の)方もいらっしゃいますし、そうではないという方もいらっしゃいますけど、PRなのであればワインをいただいて、どこで飲もうとかまわないと思うんですけども、なぜ今まで、この問題が明るみに出るまで一切PRしていなかったのか。そこがちょっと疑問に思いますよね」と話した。

 そして、元課長が亡くなっていたことを公表したことに「ご家族の意向で3カ月間、公表してこなかったということですが、ではなぜ今このタイミングで公表したんですかね」と首をかしげ、斎藤知事については「どういう発言の中でも最後には“県政を前に進めていくことが私の責任の果たし方だと思う”という判で押したような言葉」と指摘し、厳しい表情を見せた。さらに、今回の問題に「知事自体に問題があるのか、それともこの療養されていた元課長の方というのは、パレードのための資金の調整に苦しんでいたということは、県の職員の間にも何らかのいろんな難しい面もあったりするのか。ですから県知事だけの問題なのか、兵庫県の職員の間、県庁の中にも何か難しい問題があるのか、どうなんだろうと思ったりしますよね」と自身の見解を話した。

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