東京Vは28日に国立競技場でプレミアリーグのブライトンと対戦するが、城福浩監督(63)は「せっかくの中断期間なので、新たなことへのチャレンジもありだが、ここまでやってきたことをやりきれているか精査してぶつけたい。何が通用して、何が通用しないか確かめたい。新たなトライはない。やってきたことを出してきわどい勝負になれば選手に最高の経験となる」と、これまで積み上げてきたものをぶつける考えを示した。
ブライトンの三笘については、「プレミアで普通に試合に出ているのは驚くべきこと、世界中の選手が目指している所で、所属するだけでなく、ピッチに立っている。すごいこと。年々たくましくなっているし、日本人が届かない所ではないと思わせてくれる」と絶賛する。
試合のメンバーについては「今ピッチに立つべき選手を出して、そういう選手がまず、45分出し切るようにしたい」と、現状のベストメンバーでスタートする考えも示した。
DF千田海人(29)も「プレミアは個人的にあこがれ、サッカーも面白いし、勉強になる。守備の部分でJ1では自信もってやれているが、プレミアの選手にどれぐらい自信もってやれるか」と、対戦に目を向けた。