◇大相撲名古屋場所13日目（2024年7月26日 ドルフィンズアリーナ）
東前頭14枚目の若隆景（29＝荒汐部屋）が初顔合わせの小結・平戸海（24＝境川部屋）を押し出し、9勝目を挙げた。
初顔合わせで若手有望株を圧倒した。立ち合いで相手に左前みつを与えず、右差し。低い体勢を保って左から強烈におっつける。たまらず後退する相手に体を寄せて勝負を決めた。
ABEMA大相撲中継で解説を務めた元幕内・鏡桜のバットフー・ナンジッダ氏は「立ち合いの威力が凄い。下から当たって、おっつけて体勢が崩れない。若隆景の相撲でした」と称えた。