パリ五輪競泳日本代表で男子200メートルバタフライに出場する本多灯(イトマン東進)が26日、本番プールで練習し「調子は普通。正直、絶好調とは言えない」と現状を明かした。
21年東京五輪で銀を獲得し、2月の世界選手権は優勝。今大会も金を目標に掲げるが、世界記録保持者のミラク(ハンガリー)、新怪物と称されるマルシャン(フランス)の壁は高い。
頂点に立つには準決勝8位通過から表彰台に立った3年前のような爆発力が不可欠。1本に合わせる集中力には自信を持っており「細かいことは気にせず大ざっぱにやりたい。いけいけどんどんでいきたい」と意気込んだ。