◇パリ五輪 開会式(2024年7月26日 セーヌ川)
パリ五輪の開会式が26日(日本時間27日)、セーヌ川で始まった。史上初めてメーンスタジアムの外での開催。各国選手団は船に乗り込み、セーヌ川を東から西へ。約6キロのパレードはトロカデロ広場でゴールを迎えた。
華やかな船上パレードに沸くパリの街は、徐々に雨脚が強まった。傘や透明なポンチョで雨をしのぎ船上で国旗を振り笑顔で観衆の大歓声に応えた各国選手団。現地の気温は21度との情報もあり、ネッ上では翌日から競技が本格化する選手たちの体調面を心配する声が多く上がった。
SNS上では「風邪引かないか心配になる」「現地雨なのねー 選手の方たち雨で濡れて体調崩さないか心配になってしまった」「風邪ひかないかな…」「雨も心配だけど船酔いも心配です」など心配するコメントが多数。中には「雨すらも演出に見えてオシャレ」「雨もいい感じに美しい」という声も寄せられた。
また、トロカデロ庭園の仮設スタンドはVIP席以外は屋根がなく、傘やレインコートを持ってない人はびしょ濡れに。バッハ会長、フランスのマクロン大統領らVIPが雨に濡れず優雅に式典を楽しむ中、多くの観客は長い時間雨に打たれ続けた。