日本代表FW平河悠 1次リーグ中の復帰が絶望的に パラグアイ戦で負傷交代

　サッカー男子日本代表で1次リーグ初戦で負傷交代したFW平河悠（23＝ブリストルC）の1次リーグ中の復帰が絶望的であることが26日、分かった。複数の関係者によると、じん帯を痛めたとみられる。今後は治療とリハビリで調整しながら決勝トーナメントからの復帰を目指す。

　平河は初戦のパラグアイ戦で前半25分に相手からアフタータックルを食らい、右足を痛めた。相手が一発退場となるほどのラフプレーを受けながらプレーを再開したが、続行不可となって担架で運ばれた。

　試合後は取材エリアに歩いて現れ、「（状態は）まだ分からない」と語っていた。　開幕前にはDF半田陸（G大阪）が左腓骨（ひこつ）骨折で無念の離脱。68年メキシコ大会以来のメダル獲得を目指す大岩ジャパンに再び試練が訪れた。