◇第106回全国高校野球選手権埼玉大会準決勝 春日部共栄1―4昌平(2024年7月26日 大宮公園)
春日部共栄は14年以来、10年ぶりの夏の甲子園出場を目指したが、昌平との準決勝に1―4で敗戦。
打線は初回に幸先良く1点を先制も2回以降は沈黙し、来年3月31日での勇退を表明している66歳の本多利治監督は最後の夏を終えた。
準々決勝では優勝候補の浦和学院を6―5で破り「こいつら凄いよ。こんな野球ができるなんて」と選手の成長を称えていた本多監督は、93年夏の甲子園で準優勝に導くなど春夏合わせて8度の甲子園出場で通算10勝を挙げていた。