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花咲徳栄・上原「満点」1失点完投で王手 昨秋から県内公式戦17連勝

スポニチアネックス 2024年7月27日 5時1分

 ◇第106回全国高校野球選手権埼玉大会準決勝 花咲徳栄3ー1山村学園(2024年7月26日 大宮公園)

 花咲徳栄が山村学園に競り勝ち、2年連続10度目の決勝進出。最速148キロ右腕・上原堆我(3年)が111球を投じて4安打1失点、7奪三振で完投し「しっかり(リードを)守り切ろうと思った。コースにもしっかり投げられたし、今日は満点」と胸を張った。

 初回に打線が幸先良く3点を先制。意気に感じたエースは序盤から飛ばした。3回に1失点もリズムは崩さない。これまで5回コールドなどはあったが、9回完投は公式戦初だという右腕は「今日は完投を考えた組み立て、力の配分ができた」と手応えを口にした。

 これでチームは、県内では昨秋から公式戦17連勝。決勝の相手である昌平にも昨秋、今春といずれも決勝で勝利している。5年ぶりの聖地へ、上原は「甲子園しか考えていない」と言葉に力を込めた。

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