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パリ五輪開幕!五十嵐カノア「笑って楽しんで。目標は金メダルを獲ることです」サーフィン代表の声

スポニチアネックス 2024年7月27日 2時33分

 ◇パリ五輪 開会式(2024年7月26日 セーヌ川)

 パリ五輪の開会式が26日(日本時間27日)、セーヌ川で始まった。史上初めてメーンスタジアムの外での開催。各国選手団は船に乗り込み、セーヌ川を東から西へ。約6キロのパレードはトロカデロ広場でゴールを迎える。100年ぶりにパリで開催される五輪の大会スローガンは、パラリンピックと共通で「広く開かれた大会に」。3度目の「パリ五輪」は、8月11日の閉会式まで32競技329種目が行われる。

 開会式の日本選手団の旗手はブレイキン男子の半井重幸(ダンサー名・SHIGEKIX)=第一生命保険=とフェンシング女子の江村美咲(立飛ホールディングス)が務める。日本選手団の選手数は海外五輪最多の409人となった。

 サーフィンの日本選手団のコメントは以下の通り。

 ▼五十嵐カノア 大会も近づいてきたので集中することと、楽しむことのバランスを取るようにしています。身体も板も調子いいしメンタルも準備ができているので、このいいリズムをキープして試合に臨めることを楽しみにしています。パリオリンピックの目標は金メダルを獲ることです。東京では銀メダルだったので、もう一つ良い成績を残して、ファンと一緒にハッピーになりたいです。笑って楽しんでやれれば一番いいパフォーマンスがでますし、やらなければいけないこともたくさんあると思いますけど、楽しんでやれれば、結果が良くても悪くても、それは絶対勝ちだから、サーフィンをやっているみんなには結果よりも、自分のパフォーマンスとか、自分が楽しむことに集中していてほしいし、とても大事なことだと思います。そうすれば自然に結果はついてきます。

 ▼稲葉玲王 こっちにきて時差調整もできて、毎日海で練習もできているので、コンディションはバッチリです。気持ち的にはまだ試合モードに入っていませんが、徐々に試合に向けて切り替えていきたいと思います。やっぱり金メダルを取りにいきたいと思います。みんなの応援がすごく力になっているので、結果で恩返しできればなと思う事と、結果を出すことで、日本のキッズ達が夢を持ってくれればなと思います。

 ▼オレアリー・コナー 気持ちは、いい感じです。日本チームのサポートもいいし、フィーリングもいいし、みんなのエネルギーも感じます。今日もフリーサーフィンしましたが、波はあんまり良くなかったけど、ラインナップでは集中して入れたし、本番を楽しみにしています。金メダルを狙っていきます。自分のパフォーマンスに集中できればいいスコアが取れると思うし、いいスコアが取れれば、一つずつファイナルまで勝ち上がっていけると思います。長いプロセスだから1日1日頑張りたいと思います。もう少しで試合が始まりますが、いつもサポートをありがとうございます。子ども達にはネバーギブアップと伝えたいと思います。僕が小さいときにはプロサーファーになれるなんて思わなかったけど、こうやってここまで来ました。If you can do it, then do it. Never Give up(やれるならやっちゃえ、あきらめるな!)と言いたいと思います。

 ▼松田詩野 あと1週間でスタートですが、これまでタヒチで過ごしてきた長い時間が自分にとってとても自信になっていて、試合が楽しみという気持ちが大きいです。もちろん緊張もしていますが、スタッフやコーチ、周りの仲間も含めて素晴らしいチームなので、自信を持って楽しもうと思います。1年前に初めて来たときは、どんな波なんだろうという緊張もあったけど、今はもう良い波を狙っていきたいという気持ちに変わって、メンタルも良い方向に向かっていると思います。目標はやっぱり金メダルだけど、結果が全てじゃないと思っています。これまで過ごしてきた時間と、これから大会が終わるまでの時間は忘れられない特別なものになると良いなと思いますし、それは私を含めたこのチームでできると思うので、それが最高の結果になると思います。地元の方が多く応援してくれるのがとても力になっています。タヒチで良い波に乗って、サーフィンを始めたいと思っている子ども達や女の子達に勇気や感動を与えられたら良いなと思います。

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