パリ五輪の開会式が26日(日本時間27日)、セーヌ川で行われた。
フランスのスポーツ紙「レキップ」は同日、公式Xを更新。市中の“熱狂ぶり”を伝えた。投稿では「パリジャンが開会式を見るためにパリの屋根を占拠しました」とつづり、市民がエッフェル塔近くの建物の屋根から開会式を観戦している写真をアップした。
史上初めてメーンスタジアムの外での開催ということもあり、多くの人々がアパートのテラスなど街中から観戦した。各国選手団は船に乗り込み、セーヌ川を東から西へ。約6キロのパレードはトロカデロ広場でゴールを迎える。
前回大会の東京五輪は新型コロナの影響で原則無観客での開催。今大会は16年ブラジル・リオデジャネイロ大会以来の有観客で、期待が高まっていた。