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大谷翔平 痛烈182キロ中前打で2戦連続マルチ安打 二盗に成功で今季25盗塁 自己最多タイまであと1

スポニチアネックス 2024年7月27日 11時24分

 ◇インターリーグ ドジャース-アストロズ(2024年7月26日 ヒューストン)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が26日(日本時間27日)、敵地でのアストロズ戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席で二塁打を放つと、第4打席でも中前打を放ち、2試合連続でマルチ安打をマークした。8回には今季25個目の盗塁となる二盗を決め、今季25盗塁。2021年の自己最多26盗塁にあと1に迫った。しかし、チームは15三振と三振の山を築いて今季5度目の零敗を喫した。

 0―4で迎えた8回の第4打席。チームは好機を生かせず無得点に封じられていたが、大谷のバットがまたしても快音を響かせた。1ストライクから3番手右腕プレスリーの速球を捉えると、打球速度113.5マイル(約182.6キロ)の痛烈な打球は二遊間を抜けてあっという間に中前に達した。さらに2死後に今季25個目の盗塁となる二盗に成功したが、パヘスは中飛に倒れて無得点に終わった。大谷は2021年の自己最多26盗塁にあと1に迫った。

 第1打席から敵地ファンに大ブーイングで迎えられた。三塁側のプレートを踏む左腕バルデスの初球95.4マイル(153.5キロ)のシンカーを中前にはじき返すと、快足を飛ばして一気に二塁へ到達した。しかし、その後スミス、T・ヘルナンデス、パヘスが打ち取られて無死二塁の先制機を生かせなかった。

 この日の試合に「3番・一塁」で先発予定だった主砲フリーマンが三男マキシマス君(3)が滑膜炎に感染してロサンゼルスに戻ったため試合前に緊急欠場することが決定。大谷にはフリーマンの穴を埋める活躍が期待されている。

 25日のジャイアンツ戦では8回に今季31号となる右越えソロを放ち、日米通算250号に到達。ゴルフのサンドウエッジから放たれたかのような弾道は自己最高角度の46度で、米データサイトによれば、トロピカーナフィールド、ローンデポ・パークなら天井に直撃していた当たりだった。

 2安打を放って打率.312はパドレス・アラエスを抜いてナ・リーグトップに浮上。本塁打、打率でトップに立ち、打点もブレーブス・オズナに6打点差と3冠王を狙える位置につけている。

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