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【高校野球】北陸が2年連続5度目の夏聖地 勝負を分けた小矢の14球

スポニチアネックス 2024年7月27日 12時56分

 ◇第106回全国高校野球選手権福井大会 決勝 北陸4―1敦賀気比(2024年7月27日 セーレン・ドリームスタジアム)

 北陸が敦賀気比を下し、2年連続5度目の夏の甲子園出場を勝ち取った。

 0―0の7回無死一塁。主将で「4番捕手」の小矢宙歌(そらた=3年)がカウント0―1で犠打を試み、ファール。2球で追い込まれたが、ここから12球も粘って四球をもぎ取ると、2死一、二塁の好機で「7番遊撃」の高野翔(2年)が中前にポトリと落ちる決勝の適時打を放った。

 なおも2死一、二塁とし、6回から救援登板して「8番投手」に入っていたエース右腕の竹田海士(3年)が右中間を真っ二つに破る2点適時二塁打。「9番三塁」の谷嵜朋史(3年)も2死二塁で左越え適時二塁打を放ち、この回一挙4点を奪って試合を決めた。

 竹田は最終回に1点を返されたが、この日最速148キロの直球を軸に、4回を1失点。マウンドで歓喜の瞬間を迎えた。

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