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川合俊一氏 バレー男女日本代表の強さの理由、パリ五輪でのメダル可能性を語る

スポニチアネックス 2024年7月27日 14時50分

 日本バレーボール協会会長の川合俊一氏(61)が27日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」に出演。パリ五輪でメダルが期待されるバレーボール日本代表について語った。

 直近のネーションズリーグで男女ともに銀メダルを獲得。強くなった理由を問われ、選手が変えたことと、自身が変えたことの2点を挙げた。

 まず前者は「今の中心選手が学生や若い時代に海外のリーグに行ってた」こと。川合氏は「僕らの時代は国内リーグでやってたから、自分と身長同じかちょっと低い人と戦ってる。それで急に日本代表になって自分より大きい相手とやるとびっくりしちゃう。戦い方が分からないから。でも皆今海外でやってて、高さが怖くなくなってきた」と説明した。

 石川祐希や高橋藍ら人気選手も「最初は海外で全然レギュラーになれなかった。何ならレシーブ専門のリベロだったりした。そこから頑張ってのし上がった」とその努力を称えた。

 また、後者の自身の経験から会長になって改革したこととして、「海外遠征はどこに行こうが(飛行機の座席が)全部エコノミー。体が大きいから着いたら2、3日動けない。これを、予算があるから帰りは無理だけど、遠くの行きはビジネスに変えた」という。

 「偉い人はビジネスで選手がエコノミー、って(皮肉を)言われてて、僕も言ってた世代。会長になったら変えようと。赤字になりますよ。もうちょっとスポンサーを取ってこないと」と語った。

 パリ五輪のポイントは「男女ともに初戦です」と断言。男子は27日(日本時間)にドイツ戦、女子は28日にポーランド戦を控える。「(初戦で)イヤなムードになるとバタバタバタっといく」と、初戦の出来がチームの士気にかかわると指摘した。

 メダルの可能性について問われると「男子は金メダルの可能性が高い」とし、女子は「メダルはワンチャンスあれば全。(銀や銅)メダルは全然可能性ある」とアピールした。 

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