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【バレー男子】日本が第2セットを取り返す ドイツと激闘 52年ぶり金メダルへの初戦

スポニチアネックス 2024年7月27日 16時56分

 ◇パリ五輪第2日 バレーボール男子1次リーグC組 日本―ドイツ(2024年7月27日 パリ南アリーナ)

 52年ぶりの五輪金メダルを狙う世界ランキング2位の日本は、初戦で同11位のドイツと対戦。17―25と第1セットは落としたが、第2セットは25―23で取り返した。

 第1セットは相手の強烈なサービスに対してレシーブが乱れる場面があり、8連続ポイントを奪われるなど、終始リードされて第1セットを落とした。

 第2セットは一進一退の展開となったが、中盤にサービスエースを決められるなど、9―12と劣勢に立ち、タイムアウトに立った。だが、ここから動きが一変する。4連続ポイントで逆転すると、互いにポイントを取り合う展開となった。勝負所となった22―22から石川祐希がバックアタックを決め、最後も石川が決めて、セットカウントを1―1のタイに戻した。

 これまでのドイツとの対戦成績は日本の17勝19敗だが、14年から6連勝中。それでも6月5日のネーションズリーグ予選ラウンドで対戦した際は、フルセットにもつれる激闘の末、石川と西田がともに21得点を挙げた日本が3―2で逆転勝ちしていた。

 1次リーグ残り2試合は、日本時間31日午後8時に世界ランキング8位のアルゼンチン戦、同8月3日午前4時に世界ランキング5位の米国戦が組まれている。

 【バレーボールの五輪開催形式】

 1次リーグは出場12カ国が4カ国ずつ3組に分かれて1回総当たりで実施。各組上位2カ国と3位のうち勝利数、勝ち点、セット率、得点率などの成績による上位2カ国の計8カ国が準々決勝に進出する。1次リーグの成績によって8カ国を順位付けし、準々決勝の組み合わせを決定。1位通過の成績最上位は3位通過の2位と対戦する。

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