◇パ・リーグ 日本ハム1―3西武(2024年7月27日 エスコンF)
日本ハムは西武の倍の10安打を放ったが、得点は届かなかった。
3点を追う7回2死一、二塁。新庄監督は3回に中前打を放っている水谷瞬に代打、清宮幸太郎を打席に送った。
西武のマウンドは左腕の武内。清宮はここまで対右腕の打率・253、対左腕・176。
清宮は3ボール1ストライクから武内の145キロ直球を中前に弾き返した。これが反撃のタイムリーになった。
ところが反撃はここまで。万波が頭部に死球を受けるなどアクシデントもあった。
勝てば新庄監督の就任3年目で最長となる6連勝だったが、10安打で1得点で、チームは7試合ぶりの黒星を喫した。
試合後、新庄監督は万波について「ヘルメットの上の方。避け方がうまかった」としながらも「ちょっと頭のデッドボールは後になってくるケースがある。打ちに行って、違う方向に向かせながら150キロ近く。知らないでしょう?俺は3回くらいしか当たったことない。痛さはない。ただ、PLの花火大会くらいピカピカあります。痛さはないんです。ガンって来て、ぴよぴよぴよぴよ…」と相当な衝撃を受けた経験談を語った。
「行けます、大丈夫と言ってもトレーナーの方が…」とし、明日の出場については様子見?という質問に「でしょうね。でも、次の打席に立てたので。ものすごく大きく見えたと思う。150キロはめちゃくちゃ速いから。フルスイングできていたし」と述べた。