◇パリ五輪第2日 バレーボール男子1次リーグC組 ドイツ3―2日本(2024年7月27日 パリ南アリーナ)
52年ぶりの五輪金メダルを狙う世界ランキング2位の日本は、初戦で同11位のドイツと対戦。心技体がぶつかりあう大熱戦となったが、セットカウント2―3で逆転負けを喫し、黒星発進となった。
2時間23分に及ぶ死闘を制したドイツは、勝利が決まると歓喜の輪が広がった。1-2と追い込まれた第4セットをジュースの末に30―28でモノにすると、最終第5セットも15―12で押し切った。
両チーム最多24得点と爆発し、チームメートを鼓舞し続けた39歳のグロゼルは「チームを後押ししようとしたけど、実際には自然と感情が出てくるんだ。今、この瞬間を楽しんでいる」と振り返った。
ビールで勝利を祝うのか問われると「今夜は何かあるといいね。勝ったんだから当然さ」と話した。