◇セ・リーグ 巨人2―1DeNA(2024年7月27日 横浜)
巨人は敵地でDeNAを下して4連勝。前半戦から6カード連続勝ち越しを決め、阿部体制初の貯金10として単独首位をキープした。
巨人の貯金10は2022年4月29日以来820日ぶりで、7月以降に限ると2021年9月25日以来1036日ぶり。
前日にDeNAの予告先発投手として発表されていた平良が腰の違和感により登板を直前で回避し、元セーブ王の山崎が10年目、通算531試合目で急きょプロ初先発。
その山崎から2回、来日初先発となったモンテスが左翼線二塁打を放って出塁すると、2死三塁から新人・泉口の右前適時打で先制。5回には2死二塁から主砲・岡本和が相手2番手右腕・森唯から左中間フェンス上部を直撃する適時二塁打を放って2点差に広げた。
先発左腕・井上は2―0で迎えた5回、相手の新助っ人、フォードに内角高めスライダーを右翼ポール際に運ばれ、来日初安打となる1号ソロを許したが、失点はこれだけ。6回4安打1失点の好投で今季4勝目(4敗)を挙げている。