◇パリ五輪第2日 バスケットボール男子1次リーグB組 フランス―ブラジル(2024年7月27日 ピエール・モロワ競技場)
男子バスケットボールの1次リーグB組の開催国フランスは、初戦でブラジルと対戦。“新時代の怪物” ビクター・ウェンバンヤマ(20=スパーズ)は前半から躍動した。
ウェンバンヤマは大会前から「まだ夢のようだ。チームフランスの期待に応えるだけでなく、責任もある。怖いことではない。怖いというより、エキサイティングだ」と興奮しながらも「チームとしても良い準備ができた。非常に自信もある」と意気込んでいた。
前半からチームを支えた。第1Qはリードを許す展開だったが、第2Q残り5分29秒に3Pシュートを決めると一気に流れが変わり始めた。残り2分5秒に顔面にブロックをくらいながらも、そのまま豪快なダンクを叩き込むと、残り1分24秒にもダンクを決めて同点に追いついた。チームは前半39―36とリードで終えた。
ウェンバンヤマはチームトップの14得点5リバウンドをマークした。ネットでは豪快なダンクを叩き込んだシーンに「別格」「恐ろしすぎる…」「ウェンビー無双」「同じ人間と思えんw」などと衝撃の声が上がった。