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大谷翔平 第4打席は左前適時打で今季5度目の3戦連続マルチ安打 3回は自己最速タイ191キロ特大弾

スポニチアネックス 2024年7月28日 9時48分

 ◇インターリーグ ドジャース-アストロズ(2024年7月27日 ヒューストン)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が27日(日本時間28日)、敵地でのアストロズ戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で2戦ぶりの一発とする今季32号本塁打を放った。年間本塁打ペースは自己最多を記録した2021年の46本塁打を上回る48発ペースとキャリアハイを更新するペースで量産している。第4打席でも左前適時打を放ち、今季5度目の3試合連続マルチ安打をマークした。

 1死一、二塁で迎えた4―0の6回の第4打席でも大谷が快音を響かせた。右腕ダビンの初球カーブを捉えると、打球はやや詰まった当たりとなったが、三遊間を抜けて左前に抜ける適時打。これでリードを5点に広げた。

 3回先頭で迎えた第2打席。大谷はカウント2―1から甘く入った速球を強振すると、その瞬間に本塁打を確信した。打球速度118.7マイル(約191.0キロ)、29度の角度で打ち上がった打球は443フィート(約135.0メートル)の右翼席上段で弾んだ。この特大の一発に敵地も騒然となった。

 試合前には3冠王を争うブレーブス・オズナがメッツ戦で2戦連発とする30号を放ち、大谷に1本差に迫った。しかし、その後に行われたアストロズ戦で大谷が負けじと一発を放ち、再び2本差に突き放した。

 打球速度118.7マイル(約191.0キロ)は本塁打では自己最速タイ。全打球の中でも4位タイとなる超速弾となった。

 26日は「3番・一塁」で先発予定だった主砲フリーマンが滑膜炎に感染した三男マキシマス君(3)の看病のためロサンゼルスに戻ったため緊急欠場。大谷は2安打1盗塁と気を吐くも、打線の核の1人を欠いた打線は15三振と三振の山を築いて今季5度目の零敗を喫した。

 大谷は2試合連続で2安打を放って打率.315、31本塁打はナ・リーグトップ。打点もトップのブレーブス・オズナに7打点差と3冠王を狙える位置につけている。フリーマンはこの日の試合前には家族に不幸があったり緊急の医療措置が必要な場合に3日~7日間、チームを離脱できる制度「家族緊急リスト」に登録され、当面離脱することが決定した。その中で大谷のバットに期待がかかっている。

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