Infoseek 楽天

自民・佐藤正久議員 米大統領選、ハリス氏が民主党候補確実「バイデン氏がいいタイミングで決断をした」

スポニチアネックス 2024年7月28日 9時58分

 元自衛官で“ヒゲの隊長”こと自民党の佐藤正久参院議員(63)が28日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。11月の米大統領選から撤退したバイデン大統領(81)の推薦を受けたハリス副大統領(59)が、民主党候補の指名獲得に必要な過半数の代議員からの支持を確保し、党候補指名を確実にしたことに言及した。

 民主党はバイデン氏撤退を巡る動揺を抑え、トランプ氏に対抗するため挙党態勢構築を急いだ。有力な対抗馬と目された知事や議員らが相次いでハリス氏支持に回り、党重鎮のペロシ元下院議長(84)も支持を表明、ハリス氏指名の流れが一気に加速した。

 現在、ハリス氏は副大統領候補選びを本格化させている。ワシントン・ポスト紙は27日、10人前後の名前が上がるが、うち3人が有力と報じた。いずれも白人男性で大統領選を左右する激戦州の知事、上院議員だ。共和党候補のトランプ前大統領(78)打倒に向け、慎重に人選を進めている。

 佐藤氏は「選挙戦はリセットされました。通常、民主党というのは分裂がお家芸なんですけども、今回はトランプ氏が来るという、トランプ氏の復権に対する危機感と反トランプ氏の感情も相まって今までにない団結が民主党に生まれている」と指摘。「ハリス氏に代わったということは、バイデン氏が非常にいいタイミングで決断をした。時間がない、一から候補者を選ぶ余裕もない、そうなると実績はないし、ホワイトハウスの評価も低いけれども、副大統領のハリス氏しかいないと。そういうハリス氏で勝負に出たというのが現状だと思います」と自身の見解を述べた。

この記事の関連ニュース