◇インターリーグ カブス―ロイヤルズ(2024年7月27日 カンザスシティ)
カブスの今永昇太投手(30)が27日(日本時間28日)、敵地でのロイヤルズ戦に先発。5回2/3を6安打3失点、3奪三振と好投したが、救援投手が崩れて今季9勝目はお預けとなった。
初回に鈴木が先制の15号2ランを放った。これでメジャー通算49本塁打とし、並んでいた城島健司を抜いて日本選手歴代4位に浮上した。日本選手の通算本塁打トップ3は大谷翔平(202本塁打)、松井秀喜(175本塁打)、イチロー(117本塁打)といずれも左打者で、右打者では最多となった。
今永は2回にレンフローにソロを被弾。その後は1失点のみで5回まで粘りの投球を続けたが、3―1の6回に崩れた。先頭のガルシアに右前打を許すと、続くウィットに適時打を許し、1点差に迫られた。2死後にペレスに安打を許したところで降板。この時点で勝ち投手の権利を持ったまま降板したが、2番手のメリーウェザーがフェルミンに二塁打を許して二、三塁とされると、続くレンフローに2点適時打を許して勝ち越された。
しかし、カブスは3―4の7回にウィズダムの満塁本塁打が飛び出し、再び勝ち越しに成功した。