TBSの安住紳一郎アナウンサー（50）が28日、パーソナリティーを務めている同局ラジオ「安住紳一郎の日曜天国」（日曜前10・00）にフランス・パリからリモート生出演。パリにいる日本のアナウンサーが“精神衛生上、健全”でいる理由について言及した。
TBSのパリ五輪中継の総合司会で現地入りしている安住アナは「一昨年の2022年4月からヨーロッパで30カ国でヤフーが使えなくなっているんですよね。詳細な理由は発表されてないんですけど、ヨーロッパでは個人情報の保護に関する規制が大変厳しいので、法令違反とされた時のリスクがあるという判断で提供を中止したんじゃないかっていう見方が大勢のようですけれども」と説明。
そして「なかなかね、普段ヤフーニュースとかヤフーのポータルサイトをまず立ち上げて調べ物やちょっとしたニュースをそこで見ているという方が多いと思うんですよ。ちょっと海外に来ていつもの自分のルーティンが崩れて結構びっくりされているという方が多かったですね」と語った。
そのうえで、「何が言いたいかっていうとですね、ヤフーが見られないんで、悪意に満ちたヤフコメを私たちが見ることないので、アナウンサーは軒並み精神衛生上、健全に過ごしています」と指摘し、日本のスタジオにいるアシスタントの中澤有美子らの笑いを誘った。「庶民的なネットニュースに触れることがないというので、ややさみしさもありながら、私たちは庶民的なネットニュースに毎日浸かりまくっていたかっていうことを理解する毎日です、まだ2日だけど」と続け、「悪意に満ちたコメントを見るチャンスが少なくなって。逆に不安になっちゃったりして。自分自身で判断ができないって。はっと思ったよね。びっくりしましたねえ、新発見、うーん。自分でやっていたと思っていたことが、あらっと思った」と胸の内を明かした。
さらに「見られないからさ、この発言をどう捉えたっていうね。教えてくれっていう不安。ちょっとね、いろいろ気付かされることがありました」とも語った。
安住アナは冒頭の約20分間のみの出演だった。