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【RIZIN】浅倉カンナ 9月引退…ラストマッチ“絶対女王”伊沢星花と対戦「出せるものを全て出す」

スポニチアネックス 2024年7月28日 18時4分

 ◇超RIZIN3(2024年7月28日 さいたまスーパーアリーナ)

 総合格闘技イベント「超RIZIN3」が28日にさいたまスーパーアリーナで開催。休憩前にリングに上がった浅倉カンナ(26=THE BLACK BELT JAPAN)が9月29日の「RIZIN.48」での伊沢星花戦を最後に引退することを発表した。

 リング上で浅倉は「9月に伊沢選手と対戦が決まりました」と口にした上で、「皆さんに報告があります。次の試合で最後の試合になります」と報告した。

 「自分は高校生の時からRIZINに出させてもらって、選手としても人としても成長させてもらいました。関係者の皆さんに感謝しかありません。最後、チャンピオンと試合できるのが嬉しく思います。伊沢選手が強すぎて、期待できないファンの方もいると思いますが、最後に心を動かせるような試合をするので応援をよろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。

 一緒にリングに上がったRIZIN女子アトム級王者・伊沢星花から「なんで引退するんですか?」と言われると、浅倉は「そんなこと聞かれると思わなかったんですけど…」と苦笑いしながらも「気持ちですかね…そんな中でチャンピオンと最後に試合して出せるものを出したいと思います」と話した。

 それを聞いた伊沢は「カンナ選手の集大成で一番最高の試合を作れるように頑張ります」とコメントした。

 浅倉は16年の年末に当時19歳でRIZINデビュー。その翌年には強豪そろった女子スーパーアトム級トーナメントで、決勝戦ではバックからのチョークスリーパーでRENAを絞め落として一本勝ちを飾ってRIZIN女子スーパーアトム級ワールドグランプリ 2017優勝した。現役28戦目となるラストマッチで今までのキャリアをぶつける。

 《9月大会では2大タイトルマッチ決定》9月大会ではライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(34)にルイス・グスタボ(28)が挑戦。そして朝倉海が返上したバンタム級のベルトを懸けて、井上直樹(27)とキム・スーチョル(32)による新王座決定戦が決定した。また2025年3月30日、「RIZIN50(仮)」が香川のあなぶきアリーナ香川で行われることが発表された。

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