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【バレー女子】日本がポーランド相手に第1セット先取! エース古賀の躍動で好発進

スポニチアネックス 2024年7月28日 20時26分

 ◇パリ五輪第3日 バレーボール女子1次リーグB組 日本ーポーランド(2024年7月28日 パリ南アリーナ)

 12年ロンドン五輪の銅メダル以来12年ぶりのメダル獲得を目指す世界ランキング7位の日本は、初戦で同4位のポーランドと対戦。第1セットを25ー20で先取した。

 日本は岩崎こよみ、林琴奈、古賀紗理那、石川真佑、山田二千華、荒木彩花が先発。今大会を最後に現役引退を表明している古賀は「チームも私も集大成。目標は絶対メダル」と決意を口にしていた。

 序盤は一進一退の攻防。粘り強くボールを拾いながら古賀を中心に攻撃を組み立てていった。9ー11とリードされたところで最初のタイムアウト。長身の相手からブロックアウトを狙い、徐々に対応されはじめると右サイド林を中心とした高速アタックで得点を重ねた。

 3連続得点で16ー15と逆転するとポーランドがたまらずタイムアウト。後半も互いに譲らない展開となったが、宮部がサービスエースを決めるなど徐々に差を広げ第1セットをとった。古賀は第1セットは両チーム最多の9得点を記録した。

 ポーランドは64年東京、68年メキシコ五輪で銅メダルを獲得した古豪。その後の五輪出場は08年北京のみながら23年ネーションズリーグで3位に入るなど復活を遂げた。得点源は身長2メートル3の大型アタッカー・スティシアク。これまでの対戦成績は34勝19敗と日本が勝ち越しているが、5月のネーションズリーグでは0ー3のストレート負けを喫している。

 1次リーグ残り2試合は、日本時間8月1日午後8時に世界ランキング2位のブラジル戦、同3日午後8時に世界ランキング20位のケニア戦が組まれている。

 【バレーボールの五輪開催形式】

 1次リーグは出場12カ国が4カ国ずつ3組に分かれて1回総当たりで実施。各組上位2カ国と3位のうち勝利数、勝ち点、セット率、得点率などの成績による上位2カ国の計8カ国が準々決勝に進出する。1次リーグの成績によって8カ国を順位付けし、準々決勝の組み合わせを決定。1位通過の成績最上位は3位通過の2位と対戦する。

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