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錦織圭 4大会ぶりの初戦敗退「自分に自信がなくて、しぶといゲームができなかった」

スポニチアネックス 2024年7月28日 23時3分

 ◇パリ五輪第3日 テニス(2024年7月28日 ローランギャロス)

 男子シングルス1回戦で、世界ランキング435位の錦織圭(34=ユニクロ)が世界26位のジャック・ドレーパー(22=英国)に1―6、4―6で敗れた。

 五輪は日本テニス界最多5大会連続の出場で、シングルの1回戦敗退は初出場した08年北京五輪以来2度目。16年リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得するなど3大会連続で8強入りしていたが、パリでは早々と姿を消した。

 今大会はプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱した選手への救済措置)を使用しての出場。右足首痛を抱えて出場したウィンブルドン選手権で1回戦敗退後、ツアーを欠場していた。ここ数年はケガで長期離脱を繰り返しており「まだ試合数が足りていない。自分に自信がなくて、ショットが入らず、しぶといゲームができなかった。相手もよかったが、悔いは残りますね」と唇をかんだ。

 雨の影響で1日順延となった一戦。第1セットは第4、6ゲームをブレークされて24分で失った。第2セットは3―2で迎えた第6ゲームで4度のブレークポイントを生かせず、続く第7ゲームをブレークされて押し切られた。試合時間1時間9分。「いかんせんミスが早すぎた。ラリー戦にもっていけなかったのがよくなかった」と振り返った。

 今大会はダニエルと組む男子ダブルス、柴原と組む混合ダブルスにも出場する。ともに初めて組むコンビで、今大会前に練習をできたのは1回だけ。十分な準備はできていないが「しっかり切り替えたい。初めて組む仲間なので難しさもあるが、じっくり戦って勝てるように頑張ります」と視線を上げた。

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