◇パリ五輪第3日 スケートボード(2024年7月28日 コンコルド広場)
女子ストリートで、世界ランク1位で五輪初出場の14歳・吉沢恋(ここ、ACT SB STORE)が272・75点で金メダルを獲得した。21年東京大会の西矢椛に続いて日本勢が連覇を飾った。
決勝はランを終えて2位。5本のベストトリックでは2本目に86・34点、4本目に96・49点をマーク。金メダルを決めて臨んだ5本目のトリックをメークして89・46点とすると両手をパリの空に突き上げた。
【吉沢と一問一答】
──金メダルを取った
「予選も1位通過できて、今日調子よかったなって思うし。ここまで頑張ってきて良かったと思う」
──ベストトリック4本目での逆転
「予選大会のブダペストの時もビッグスピンフリップボードで逆転優勝できて、同じ技で逆転優勝することができてうれしい」
──五輪はどんな舞台だった
「いろんな世界中の人たちが1つになってスポーツに向き合っていけるところに楽しいなと感じた。これからもいろんな人たちと滑って楽しくしていきたい」
──これからは追いかけられる存在になる
「みんなからも追いかけられる存在になると思う。抜かされないようにレベルアップして頑張っていきたい」
──ここに立てなかった先輩たちはどんな存在
「自分をここに立たせてくれたのは追いかけてきた先輩たちのおかげ。そこには感謝して、これからは自分が追いかけられる存在として頑張っていきたい」
──ロサンゼルス五輪にも期待がかかる
「スケートボードは選手生命が短くて平均年齢も低いので、そういうところを覆して、自分が大人になっても五輪に立てると証明していきたい」