男子60キロ級で銅メダルを獲得した永山竜樹(28)の弟冬愛(とあ)さん(25)は「よくあそこからメダルを獲ったなと、誇りです」と兄を称えた。
両親と妹、竜樹の妻詩緒梨さんと長男栄樹君とともに現地で観戦。
準々決勝で不可解な判定で敗れ、冬愛さんは「兄と家族の人生のオリンピックなので納得できない」と抗議の意思を示しつつも「あそこから切り替えた兄はさすがです」と賛辞を惜しまなかった。
試合後「兄にうれしさはありませんでしたが、“ありがとう”と感謝を伝えました」と明かし、4年後の五輪も目指すと明言した兄を「全力でサポートします」と力強く宣言。永山一家の夢への挑戦はまだ続く。