Infoseek 楽天

東京五輪銀のレアウが銅 2大会連続メダル! 本番4日前にスケボーで選手村まで15キロ滑走

スポニチアネックス 2024年7月29日 1時21分

 ◇パリ五輪第3日 スケートボード(2024年7月28日 コンコルド広場)

 女子ストリート決勝が行われ、東京五輪で銀メダルを獲得したライッサ・レアウ(16)は銅メダルを獲得した。

 本番前のアクシデントを乗り越えた。レアウは24日のトレーニング後にオリンピック大会組織のバスが迎えに来るのを忘れたため、レアウはコンコルド広場周辺で立往生を余儀なくされた。

 大会組織の不手際により五輪選手村(セーヌ=サン=ドニ県)までの距離、約15キロ以上をスケートボードで帰る羽目になった。長距離移動により疲労が心配される中、本番では圧巻の滑走を見せた。

 予選のランで59・88点と得点を伸ばせなかったものの、トリックで2回目に88・87点、3回目に92・68点の高得点で合計241・43点を記録して7位で決勝に進出した。

  大歓声で迎えられた決勝のラン1回目、ミスが1つあったものの71・66点をマーク。2回目では果敢に攻めたがミスが重なり34・80点と伸ばせなかった。

 ラン5位で迎えたトリック。2回目に92・88点を記録も、ほか3回を失敗。だが、後がなくなった5回目の滑走を決めると、観客からは割れんばかりの大歓声。得点は88・83点で合計253・37点。見事銅メダルに輝き、2大会連続メダルを獲得した。

この記事の関連ニュース