◇親善試合 シュツットガルト5―3京都（2024年7月28日 サンガスタジアム）
昨季ブンデスリーガ2位のシュツットガルトが地力の差を見せつけた。後半1分までに3点を奪われる展開も残り30分間で怒濤の反撃。大量5得点を奪い逆転勝利を手にした。
U―23日本代表歴のあるDFチェイス・アンリ（20）は後半16分からセンターバックの一角としてプレー。自らのクリアが2点目につながり「ああいう感じで得点に絡めて気持ち良かった」と笑みを浮かべた。課題に挙げていたビルドアップ時の判断力も「絶対にボールを取られないことを意識していたし、自信を持ってできた」と手応え。ヘーネス監督も「良いプレーをしていた。誉めてあげたい」と及第点を与えた。
昨季はセカンドチームが主戦場だったが、シーズン終盤はベンチ入りする機会が増えた。チェイスは「今後はトップチームにいるつもりです。ここから頑張っていきます」と意気込む。新シーズンでのブンデスデビューを目標に掲げ、まずはプレシーズンでアピールを続ける。