バドミントン混合ダブルスの1次リーグが28日、パリ市内のポルト・ド・ラ・シャペル・アリーナで行われ、東京五輪銅メダルペアでC組の渡辺勇大・東野有紗組(BIPROGY)が台湾ペアに21―14、21―13でストレート勝ちし、準々決勝進出を決めた。
第1ゲームは序盤から東野のドライブ、渡辺のスマッシュがさえて主導権を握った。第2ゲームは中盤まで競り合ったが、速いテンポのラリーから東野のプッシュなどで得点を重ねて突き放した。
完勝と言える内容に東野は「昨日から緊張して手汗をかいていたが、今日はいい緊張感で楽しんで二人でプレーできた」と笑みを見せ、渡辺は「映像を見て対策してきた。自分たちが描いた通りにいった」と胸を張った。
C組はデンマークペアが棄権し、3チームで争う形となり1勝ながら決勝トーナメント進出が確定。2大会連続メダルに前進した。
渡辺は「(C組)1位を目指すことにフォーカスしたい」と意気込み、東野は「明日の試合が大事。気を抜かず作戦を立てて頑張りたい」と第2戦を見据えた。