28日（日本時間29日）の女子ストリート決勝で銅メダルを獲得したライッサ・レアウ（16）に注目が集まっている。レアウは253・37点で、日本の吉沢恋、赤間凜音に続く3位。東京大会でも銀メダル獲得しており、2大会連続のメダルとなった。
レアウのインスタグラムのフォロワーは約740万人（29日午前7時現在）となっており世界中から注目。ネット上でも「16歳とは思えない。滑る前に目を閉じて音楽に浸るような表情、女優？」「女子スケボーのブラジルのライッサ・レアウ選手、なんかノリノリのイケイケでめっちゃ可愛い」「スケボーメダルの3人かわいいなぁ。若い。ブラジルのレアウさん美人」「写真撮ってるレアウちゃんかわいい！」とさまざまな声が上がっている。
実はレアウは本番前にアクシデントがあった。24日のトレーニング後にオリンピック大会組織のバスが迎えに来るのを忘れたため、コンコルド広場周辺で立往生を余儀なくされていた。大会組織の不手際により五輪選手村（セーヌ＝サン＝ドニ県）までの距離、約15キロ以上をスケートボードで帰る羽目に。長距離移動により疲労が心配されていたが、本番では圧巻の滑走を見せた。
予選のランで59・88点と得点を伸ばせなかったものの、トリックで2回目に88・87点、3回目に92・68点の高得点で合計241・43点を記録して7位で決勝に進出した。
大歓声で迎えられた決勝のラン1回目、ミスが1つあったものの71・66点をマーク。2回目では果敢に攻めたがミスが重なり34・80点と伸ばせなかった。
ラン5位で迎えたトリック。2回目に92・88点を記録も、ほか3回を失敗。だが、後がなくなった5回目の滑走を決めると、観客からは割れんばかりの大歓声。得点は88・83点で合計253・37点。見事銅メダルに輝き、2大会連続メダルを獲得した。