Infoseek 楽天

【高校野球】関東第一が5年ぶり9度目の甲子園出場 米沢監督「選手が負けることなく戦ってくれた」と笑顔

スポニチアネックス 2024年7月29日 13時11分

 ◇第106回全国高校野球 東東京大会決勝 関東第一8―5帝京(2024年7月29日 神宮)

 関東第一が帝京を下して19年以来、5年ぶり9度目の甲子園出場を決めた。春夏連続出場で、選抜ではつかめなかった聖地での勝利を目指す。

 関東第一は同点の5回に敵失にもつけ込んで一挙4得点。先発左腕・畠中鉄心投手(3年)は3回に一時リードは許したが、5回4失点と粘りの投球を披露した。

 6回からはプロ注目の最速149キロ右腕・坂井遼投手(3年)がマウンドへ。立ち上がりに1点こそ失ったが、2回以降は強力帝京打線を140キロ台中盤の直球主体に無失点に封じた。接戦を制すると、マウンド上で高々と人さし指を突き上げた。

 試合後、米沢貴光監督は「強打の帝京高校にいつ打たれるのかという恐怖との戦いだったが、選手が負けることなく戦ってくれた」と笑顔。選抜では初戦敗退だっただけに「東東京のみなさんの思いを背負って、一つずつ勝ち上がって挑戦していきたい」と力を込めた。

 関東第一は今春の選抜にも出場。八戸学院光星(青森)との開幕戦を戦ったが、延長11回タイブレークの末に3―5で敗れていた。

この記事の関連ニュース