お笑いコンビ「ハリセンボン」近藤春菜（41）が、28日放送のフジテレビ系「なりゆき街道旅」（日曜正午）に出演し、父とのエピソードを語った。
元警察官の父とは以前、1日警察署長で“共演”したことがある。「もともとお父さんが警察官だったの。1日署長のオファーを受けて、ふたを開けたら（相手が）お父さんだった。どっちのバーターか分からない」と笑って明かした。
東京・狛江市出身の春菜は、地元の駅前で詐欺被害防止や交通安全の啓発活動などを行ったという。「狛江市という駅前で、“詐欺に気を付けましょう、交通安全気を付けましょう”って」。そんな中、父から思いも寄らぬ“パス”が飛んで来たという。「びっくりしたのが、お父さんが“詐欺に気を付けましょうね。大変ですからこのように肌が緑色になっちゃいますから”みたいな」。もちろん、春菜は即座に「シュレックじゃねえよ！」とツッコミ。「お父さんに振られたんですよ？」と驚き、「娘に振る気持ち、どんな？って」と父の心境をはかりかねていた。
父をめぐっては、驚くような偶然の出来事もあったという。現在は「ショッピングモールみたいなところで働いていて」という父が、「そこでたまたま、角野卓造さんにお会いしたんですって」という。「角野卓造さんを見つけて、ごあいさつしに行って、“うちの娘がいつもお世話になっております”って言ったら、まだ名乗る前に角野さんの方から“春菜さんのお父さんですよね？”って言ってくれて」。角野側から気づいてくれたことに驚いたという。
というのも、角野は以前、春菜が出演したNHK「ファミリーヒストリー」を見て、父親の顔を知っていたという。「角野さん、私のファミリーヒストリーを2回見てくれていて、身内以上に見てくれている。“人ごととは思えない”というので。父親のことを覚えていて、逆にそう言って下さって。芸能界の父と本当の父がお会いできて、ちゃんとごあいさつできて」と感激していた。